ベップ・アート・マンスの一環として行われるブック・フェスタ・ベップのそのまた一環として催される、
一箱古本市へ出店しました!
ブック・フェスタ・ベップではそのほかにも、中心市街地の各所に設置のブックスポットをめぐる「本と出会うまちなかクルーズ」や、絵本の読み語りライブ、トーク、ワークショップ、京都でおなじみのガケ書房の出店や
いしいしんじ氏による即興創作ライブ「その場小説『別府』」などの企画が。
熊本と大分は隣県同士なのに交通の便があまりよろしくなく、また、夕食前、夕食後、起床後の「一泊三湯」を信条とする温泉宿好きがおりますゆえ、思い切って泊りがけで行ってきました。
愛され野良猫がたくさんいました。
「書肆 清貧の書」今回の売上本(売れた順)計37冊
- 町田康『つるつるの壺』講談社文庫
- 小谷野敦『日本売春史』新潮選書
- 小谷野敦『恋愛の超克』角川書店
- 美術手帖 2001/07 特集「オプ・アートの時代」
- ダシール・ハメット『マルタの鷹』創元推理文庫
- 川崎昌平『若者はなぜ正社員になれないのか』ちくま新書
- 赤坂真理『モテたい理由』講談社現代新書
- 深沢七郎『楢山節考』新潮文庫
- トルーマン・カポーティ『夜の樹』新潮文庫
- 内田百輭『冥途』ちくま文庫
- 土屋賢二『われ笑う、ゆえにわれあり』文春文庫
- 四方田犬彦『人間を守る読書』文春新書
- 深沢七郎『みちのくの人形たち』文庫
- 小谷野敦『バカのための読書術』ちくま新書
- レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』ハヤカワ文庫
- エルマガジン 2006/11 特集「京都市、左京区。」
- 弥生美術館 中村圭子・外舘惠子(編)『少女雑誌ふろくコレクション』河出書房新社らんぷの本
- 井上章一『パンツが見える。』朝日選書
- 柄谷行人ほか『必読書150』太田出版
- 藤本義一(選)『心中小説名作選』集英社文庫
- 小谷野敦『恋愛論アンソロジー』中公文庫
- 丸谷才一『たった一人の反乱(上・下)』講談社文庫
- 西和夫『二畳で豊かに住む』集英社新書
- レオ・F・ブスカーリア、倉橋由美子(訳)『クリスマス・ラブ』宝島社文庫
- エルマガジン 2008/02 特集「チョコレート革命2008」
- 井上章一『美人論』朝日文庫
- 井上章一『美人コンテスト百年史』朝日文庫
- 樋口一葉『たけくらべ・にごりえ』角川文庫
- 岸本葉子『家にいるのが何より好き』文春文庫
- PLAYBOY 2008/02 特集「世界の見方を変えてくれる50人の言葉」
- ユリイカ 2006/02 特集「ニート」
- 小鷹信光(選)『美食ミステリー傑作選』河出文庫
- 長新太『ユーモアの発見』岩波ジュニア新書
- ドストエフスキー、江川卓(訳)『罪と罰(全三巻)』岩波文庫
今回はブックオカの時のような人出の多さや忙しさはなかったものの、実行委員であるAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生さんたちの呼び込みのおかげでたくさんの通行人の方に見ていただけました。一箱古本市が今回県内初の試みとあって、イベントのことをご存じでいらした方と、ふらっと立ち寄られた方、観光で通りかかられた方が半分ずつかな、という感じでした。
同じ竹瓦小路ゾーンに出店されていた南陀楼綾繁さんや書肆侃侃房の営業の方、軒先をお借りしたTAKEYAさん(揚げたてさくさく名物カレーパン美味しかったです!)、お茶やりんごを差し入れてくださった竹瓦小路にお住まいの方、ほかたくさんの方々と交流ができて大変楽しい時間を過ごしました。コクブン担当は南陀楼さんの「古本けものみち」にて、内田百輭『先生根性』福武文庫、三田完『誹風三麗花』文春文庫、計二冊を購入。
出店場所の目の前には砂風呂が有名な竹瓦温泉がどーんと構えており、午後のひまな時間、代わりばんこに入浴してきました。
今回の旅では一泊で四回もお風呂に入りました。別府のお風呂はとにかく敷居が低い!次に行く時はゆっくり地獄めぐりもしたいです。
古本市の撤収後に表彰式がありました。私たちはなんと、南陀楼綾繁さんによる「南陀楼賞」をいただきました!!
ありがとうございます!!!
賞品は、南陀楼さんが使用されているものと同じ型の「一箱古本市の箱」!
実は一目見たときからその機能性の高さとかっこよさに心を奪われていたのですが、まさかいただけるとは!うれしいです!!
箱の紹介動画がありました。こんな感じです。
熊本から特急で片道3時間と、近くはないのがつくづく残念ですが、必ずまた(旅行でも、古本市でも!)別府に行きたいと思います。
出店者のみなさま運営のみなさまそしてナンダロウさん、お疲れさまでした&ありがとうございましたー。