われらが「書肆 清貧の書」の、デビュー戦です。
売上は計74冊。ありがとうございます!
ラインナップは以下の通り。あえて売れた時系列順に。
- エルマガジン2008年10月号「特集:絵本のチカラ」
- 森見登美彦『四畳半神話体系』単行本サイン有
- 『みうらじゅんのマイブームアート』単行本サイン有
- 京都に住まえば…2007年夏号
- 麻布やかん組合『やかんの本』単行本
- 鹿島茂『パリの王様たち』文庫
- 野坂昭如『エロ事師たち』文庫
- 坪内祐三『考える人』文庫
- 長田弘『ねこに未来はない』文庫
- 『カレル・チャペック短篇集』青土社
- 林芙美子『晩菊 水仙 白鷺』講談社文芸文庫
- 深沢七郎『東北の神武たち』文庫
- G・マルケス『エレンディラ』ちくま文庫
- 田村隆一『小さな島からの手紙』集英社文庫
- エルマガジン2008年11月号「特集:京都市、左京区。2」
- 久坂葉子『華々しき瞬間』無双舎文庫
- 佐藤清彦『おなら考』文庫
- 草下英明『星の神話・伝説集』現代教養文庫
- A・ニン『小鳥たち』文庫
- エルマガジン2007年2月号「特集:コーヒー新生活」
- エルマガジン2007年10月号「特集:書店カルチャー!?」
- 『須賀敦子全集 第一巻』/文庫
- 池澤夏樹『ブッキッシュな世界像』/白水uブックス
- 淀川長治『映画のおしゃべり箱』/文庫
- 小栗虫太郎『国死館殺人事件』/文庫
- 山田詠美『風味絶佳』/文庫
- 北森鴻『親不孝通りディテクディブ』/文庫
- 『ピクトさんの本』/単行本
- エスクァイア日本版2008年10月号「特集:SF再読。」
- 林望『音の晩餐』/文庫
- 梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』/文庫
- 寺田操『都市文学と少女たち』/白地社 叢書レスプリ・ヌウボオ
- 矢野誠一『エノケン・ロッパの時代』新書
- みうらじゅん・いとうせいこう『見仏記』文庫
- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』文庫(夏イチ限定蒼井優カバー)
- C・ヴォネガッド『国のない男』単行本
- 千松信也『ぼくは猟師になった』単行本サイン有
- 国木田独歩『武蔵野・忘れえぬ日々』講談社文庫(緑)
- 宮台信司『まぼろしの郊外』文庫サイン有
- 大森望編『NOVA 1』文庫
- 『本棚三昧』単行本
- 北杜夫『父っちゃんは大変人』文庫
- 藤本義一(選)『心中小説名作選』文庫
- 庄野潤三『プールサイド小景・静物』文庫
- 伊丹十三『問いつめられたパパとママの本』新潮文庫
- エルマガジン2006年7月号「特集:紙の文房具と雑貨に恋して。」
- 筒井康隆『農協月へ行く』角川文庫
- 川上弘美『ゆっくりとさよならをとなえる』文庫
- 杉浦さやか『ひっこしました』単行本
- エルマガジン2009年1月号「特集:文房具と人」
- 山田詠美『ぼくは勉強ができない』文庫
- エルマガジン2007年1月号「特集:最近、お寺に行っていますか?」
- 栗田有起『オテル モル』文庫
- カーサブルータス2010年3月号「特集:達人の収納術!」
- 枡野浩一『ショートソング』文庫
- 山田詠美『ラビット病』文庫
- 永井荷風『夢の女』集英社文庫
- 佐藤清彦『脱獄者たち』単行本
- KAWADE夢ムック『総特集:赤軍 THE RED ARMY 1969→2001』
- 馬場あき子『鬼の研究』文庫
- 森鴎外『雁』新潮文庫
- ブッツァーティ『シチリアを征服したクマ王国の物語』福音館文庫
- 川端康成『雪国』文庫
- 丹羽基二『姓氏の由来ものしり事典』福武文庫
- 小島信夫『実感・女性論』文庫
- 柴田元幸『愛の見切り発車』文庫
- 柴田元幸『生半可な學者』新書
- 筒井康隆『文学部唯野教授のサブ・テキスト』文庫
- 筒井康隆(編)『人間みな病気』福武文庫
- 今江祥智・山下明生(編)『現代童話Ⅰ』福武文庫
- デュマ・フィス『椿姫』文庫
- 湯川秀樹『旅人』角川文庫
- エイムック『まるごとモッズがわかる本』
複数レーベルから出ている、もしくは特筆したい文庫には出版社名等を付けました。
(抜けも多分あると思います)
今までこういう古本まつりでは買う側にしか立ったことがない上に、自分自身に関して言えば、特に戦略なども立てずに目にとまったものから逃すかっ、とばかりに買っていく雑駁さであるので、こうして売れる順番を見てみるのははじめてだし、これはこれで法則のようなものが見えてきて興味深いです。
例えば「これずっと探してたんです!まさか今日見つかるなんて!」と嬉しそうに買ってくださる方は前半、特に最初の1〜2時間が多く、「最近ちょうど読みたいなーと思ってたとこで、安かったから買います」という方は中盤から後半、といったような。どちらの動機も、実は選書しながら狙っていたものだったのですが、実際にこれらの言葉を聞くととてもうれしかったです。特に前者。殺し文句ですねこれは。
だけど時間帯によってそれぞれの分布が異なるというのは、やってみて初めてわかりました。これは新刊書店はもちろん、恒常的に営業している古書店(リアル・ネット問わず)にはない特徴かもしれません。一箱に出せる量には限りがあるので、ストック用と最初から出す用をおおざっぱにでも決めておく必要があるのですが、これから一箱古本市に出店してみたいと思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トランク+リュック+手提げにぎっちりの本はほとんど持って帰ることになるかもしれないと不安だったけど、帰りはトランク半分になりました。
余るといけないからと思って30枚だけ作ったご購入者特典、
消しゴムはんこの俳句しおり01「街に出て拾ふものあり文化の日」
も、午後の早いうちになくなりました。
思った以上にたくさん買っていただいたのもうれしかったし、たくさんの方と楽しくお話しができて嬉しかったです。
ブックオカの出店者にはリピーターの方がたくさんいらっしゃる印象を受けましたが、これは確かに、くせになりそう。
おつかれさまでした!きっとまた参加します!
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