2011年11月27日日曜日

別府ワンダー~ブック・フェスタ・ベップ2011 一箱古本市

ブックオカから日をおかずして次なる活動です。
ベップ・アート・マンスの一環として行われるブック・フェスタ・ベップのそのまた一環として催される、
一箱古本市へ出店しました!

ブック・フェスタ・ベップではそのほかにも、中心市街地の各所に設置のブックスポットをめぐる「本と出会うまちなかクルーズ」や、絵本の読み語りライブ、トーク、ワークショップ、京都でおなじみのガケ書房の出店や
いしいしんじ氏による即興創作ライブ「その場小説『別府』」などの企画が。

熊本と大分は隣県同士なのに交通の便があまりよろしくなく、また、夕食前、夕食後、起床後の「一泊三湯」を信条とする温泉宿好きがおりますゆえ、思い切って泊りがけで行ってきました。

愛され野良猫がたくさんいました。



「書肆 清貧の書」今回の売上本(売れた順)計37冊


  • 町田康『つるつるの壺』講談社文庫
  • 小谷野敦『日本売春史』新潮選書
  • 小谷野敦『恋愛の超克』角川書店
  • 美術手帖 2001/07 特集「オプ・アートの時代」
  • ダシール・ハメット『マルタの鷹』創元推理文庫
  • 川崎昌平『若者はなぜ正社員になれないのか』ちくま新書
  • 赤坂真理『モテたい理由』講談社現代新書
  • 深沢七郎『楢山節考』新潮文庫
  • トルーマン・カポーティ『夜の樹』新潮文庫
  • 内田百輭『冥途』ちくま文庫
  • 土屋賢二『われ笑う、ゆえにわれあり』文春文庫
  • 四方田犬彦『人間を守る読書』文春新書
  • 深沢七郎『みちのくの人形たち』文庫
  • 小谷野敦『バカのための読書術』ちくま新書
  • レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』ハヤカワ文庫
  • エルマガジン 2006/11 特集「京都市、左京区。」
  • 弥生美術館 中村圭子・外舘惠子(編)『少女雑誌ふろくコレクション』河出書房新社らんぷの本
  • 井上章一『パンツが見える。』朝日選書
  • 柄谷行人ほか『必読書150』太田出版
  • 藤本義一(選)『心中小説名作選』集英社文庫
  • 小谷野敦『恋愛論アンソロジー』中公文庫
  • 丸谷才一『たった一人の反乱(上・下)』講談社文庫
  • 西和夫『二畳で豊かに住む』集英社新書
  • レオ・F・ブスカーリア、倉橋由美子(訳)『クリスマス・ラブ』宝島社文庫
  • エルマガジン 2008/02 特集「チョコレート革命2008」
  • 井上章一『美人論』朝日文庫
  • 井上章一『美人コンテスト百年史』朝日文庫
  • 樋口一葉『たけくらべ・にごりえ』角川文庫
  • 岸本葉子『家にいるのが何より好き』文春文庫
  • PLAYBOY 2008/02 特集「世界の見方を変えてくれる50人の言葉」
  • ユリイカ 2006/02 特集「ニート」
  • 小鷹信光(選)『美食ミステリー傑作選』河出文庫
  • 長新太『ユーモアの発見』岩波ジュニア新書
  • ドストエフスキー、江川卓(訳)『罪と罰(全三巻)』岩波文庫


今回はブックオカの時のような人出の多さや忙しさはなかったものの、実行委員であるAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生さんたちの呼び込みのおかげでたくさんの通行人の方に見ていただけました。一箱古本市が今回県内初の試みとあって、イベントのことをご存じでいらした方と、ふらっと立ち寄られた方、観光で通りかかられた方が半分ずつかな、という感じでした。
同じ竹瓦小路ゾーンに出店されていた南陀楼綾繁さんや書肆侃侃房の営業の方、軒先をお借りしたTAKEYAさん(揚げたてさくさく名物カレーパン美味しかったです!)、お茶やりんごを差し入れてくださった竹瓦小路にお住まいの方、ほかたくさんの方々と交流ができて大変楽しい時間を過ごしました。コクブン担当は南陀楼さんの「古本けものみち」にて、内田百輭『先生根性』福武文庫、三田完『誹風三麗花』文春文庫、計二冊を購入。

出店場所の目の前には砂風呂が有名な竹瓦温泉がどーんと構えており、午後のひまな時間、代わりばんこに入浴してきました。

今回の旅では一泊で四回もお風呂に入りました。別府のお風呂はとにかく敷居が低い!次に行く時はゆっくり地獄めぐりもしたいです。

古本市の撤収後に表彰式がありました。私たちはなんと、南陀楼綾繁さんによる「南陀楼賞」をいただきました!!
ありがとうございます!!!
賞品は、南陀楼さんが使用されているものと同じ型の「一箱古本市の箱」!
実は一目見たときからその機能性の高さとかっこよさに心を奪われていたのですが、まさかいただけるとは!うれしいです!!

箱の紹介動画がありました。こんな感じです。



熊本から特急で片道3時間と、近くはないのがつくづく残念ですが、必ずまた(旅行でも、古本市でも!)別府に行きたいと思います。
出店者のみなさま運営のみなさまそしてナンダロウさん、お疲れさまでした&ありがとうございましたー。

2011年11月3日木曜日

BOOKUOKA2011 けやき通り一箱古本市

11/3(木・祝)に福岡で開催されたブックオカブックオカのメインイベント、一箱古本市に参加しました。
われらが「書肆 清貧の書」の、デビュー戦です。
売上は計74冊。ありがとうございます!
ラインナップは以下の通り。あえて売れた時系列順に。


  • エルマガジン2008年10月号「特集:絵本のチカラ」
  • 森見登美彦『四畳半神話体系』単行本サイン有
  • 『みうらじゅんのマイブームアート』単行本サイン有
  • 京都に住まえば…2007年夏号
  • 麻布やかん組合『やかんの本』単行本
  • 鹿島茂『パリの王様たち』文庫
  • 野坂昭如『エロ事師たち』文庫
  • 坪内祐三『考える人』文庫
  • 長田弘『ねこに未来はない』文庫
  • 『カレル・チャペック短篇集』青土社
  • 林芙美子『晩菊 水仙 白鷺』講談社文芸文庫
  • 深沢七郎『東北の神武たち』文庫
  • G・マルケス『エレンディラ』ちくま文庫
  • 田村隆一『小さな島からの手紙』集英社文庫
  • エルマガジン2008年11月号「特集:京都市、左京区。2」
  • 久坂葉子『華々しき瞬間』無双舎文庫
  • 佐藤清彦『おなら考』文庫
  • 草下英明『星の神話・伝説集』現代教養文庫
  • A・ニン『小鳥たち』文庫
  • エルマガジン2007年2月号「特集:コーヒー新生活」
  • エルマガジン2007年10月号「特集:書店カルチャー!?」
  • 『須賀敦子全集 第一巻』/文庫
  • 池澤夏樹『ブッキッシュな世界像』/白水uブックス
  • 淀川長治『映画のおしゃべり箱』/文庫
  • 小栗虫太郎『国死館殺人事件』/文庫
  • 山田詠美『風味絶佳』/文庫
  • 北森鴻『親不孝通りディテクディブ』/文庫
  • 『ピクトさんの本』/単行本
  • エスクァイア日本版2008年10月号「特集:SF再読。」
  • 林望『音の晩餐』/文庫
  • 梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』/文庫
  • 寺田操『都市文学と少女たち』/白地社 叢書レスプリ・ヌウボオ
  • 矢野誠一『エノケン・ロッパの時代』新書
  • みうらじゅん・いとうせいこう『見仏記』文庫
  • 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』文庫(夏イチ限定蒼井優カバー)
  • C・ヴォネガッド『国のない男』単行本
  • 千松信也『ぼくは猟師になった』単行本サイン有
  • 国木田独歩『武蔵野・忘れえぬ日々』講談社文庫(緑)
  • 宮台信司『まぼろしの郊外』文庫サイン有
  • 大森望編『NOVA 1』文庫
  • 『本棚三昧』単行本
  • 北杜夫『父っちゃんは大変人』文庫
  • 藤本義一(選)『心中小説名作選』文庫
  • 庄野潤三『プールサイド小景・静物』文庫
  • 伊丹十三『問いつめられたパパとママの本』新潮文庫
  • エルマガジン2006年7月号「特集:紙の文房具と雑貨に恋して。」
  • 筒井康隆『農協月へ行く』角川文庫
  • 川上弘美『ゆっくりとさよならをとなえる』文庫
  • 杉浦さやか『ひっこしました』単行本
  • エルマガジン2009年1月号「特集:文房具と人」
  • 山田詠美『ぼくは勉強ができない』文庫
  • エルマガジン2007年1月号「特集:最近、お寺に行っていますか?」
  • 栗田有起『オテル モル』文庫
  • カーサブルータス2010年3月号「特集:達人の収納術!」
  • 枡野浩一『ショートソング』文庫
  • 山田詠美『ラビット病』文庫
  • 永井荷風『夢の女』集英社文庫
  • 佐藤清彦『脱獄者たち』単行本
  • KAWADE夢ムック『総特集:赤軍 THE RED ARMY 1969→2001』
  • 馬場あき子『鬼の研究』文庫
  • 森鴎外『雁』新潮文庫
  • ブッツァーティ『シチリアを征服したクマ王国の物語』福音館文庫
  • 川端康成『雪国』文庫
  • 丹羽基二『姓氏の由来ものしり事典』福武文庫
  • 小島信夫『実感・女性論』文庫
  • 柴田元幸『愛の見切り発車』文庫
  • 柴田元幸『生半可な學者』新書
  • 筒井康隆『文学部唯野教授のサブ・テキスト』文庫
  • 筒井康隆(編)『人間みな病気』福武文庫
  • 今江祥智・山下明生(編)『現代童話Ⅰ』福武文庫
  • デュマ・フィス『椿姫』文庫
  • 湯川秀樹『旅人』角川文庫
  • エイムック『まるごとモッズがわかる本』


複数レーベルから出ている、もしくは特筆したい文庫には出版社名等を付けました。
(抜けも多分あると思います)

今までこういう古本まつりでは買う側にしか立ったことがない上に、自分自身に関して言えば、特に戦略なども立てずに目にとまったものから逃すかっ、とばかりに買っていく雑駁さであるので、こうして売れる順番を見てみるのははじめてだし、これはこれで法則のようなものが見えてきて興味深いです。

例えば「これずっと探してたんです!まさか今日見つかるなんて!」と嬉しそうに買ってくださる方は前半、特に最初の1〜2時間が多く、「最近ちょうど読みたいなーと思ってたとこで、安かったから買います」という方は中盤から後半、といったような。どちらの動機も、実は選書しながら狙っていたものだったのですが、実際にこれらの言葉を聞くととてもうれしかったです。特に前者。殺し文句ですねこれは。

だけど時間帯によってそれぞれの分布が異なるというのは、やってみて初めてわかりました。これは新刊書店はもちろん、恒常的に営業している古書店(リアル・ネット問わず)にはない特徴かもしれません。一箱に出せる量には限りがあるので、ストック用と最初から出す用をおおざっぱにでも決めておく必要があるのですが、これから一箱古本市に出店してみたいと思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

トランク+リュック+手提げにぎっちりの本はほとんど持って帰ることになるかもしれないと不安だったけど、帰りはトランク半分になりました。
余るといけないからと思って30枚だけ作ったご購入者特典、
消しゴムはんこの俳句しおり01「街に出て拾ふものあり文化の日」
も、午後の早いうちになくなりました。
思った以上にたくさん買っていただいたのもうれしかったし、たくさんの方と楽しくお話しができて嬉しかったです。
ブックオカの出店者にはリピーターの方がたくさんいらっしゃる印象を受けましたが、これは確かに、くせになりそう。
おつかれさまでした!きっとまた参加します!