11月25日(日)、快晴の中上熊本フードパル広場にて開催されたフリーマーケットに出店してきました!
お客としてもめったに行かないので、大学最後の年に京都市役所前広場のフリーマーケットに友達同士で出て以来、実に6年ぶりの懐かしい感覚でした。(その時も確か、私はほとんど本ばかり出品していたような…)
屋外の芝生の広場に、ビニールシートを広げる人、テントを立てる本格的な人、軽食の屋台もちょっと。
出店者は家族連れが中心で、ほとんどが古着や食器。縁日にいるような古道具やさんや玩具やさん、友達づれの若い人も。毛糸や手作りコサージュを売るおばさまも。商品の一部として本を売っている人は、4、5組いました。
ちなみに私は年上の友人・Kさんと共同ブースで出店、隣ではKさんのお子さんがバトルトレーディングカードを売っているという中々面白い状況でした。しかも商売上手なんですよね、「必ずキラカード入り!」の数枚1パック(中身は秘密)で売ってたりして…
いつもの「箱」で挑みましたが、早々にどっと売れて、一段目に集約。
今日売れた本
・現代農業別冊 農家が教える加工・保存・貯蔵の知恵
・季刊 うかたま 1,3,4,6,7,8,9,11,12,13,14,16号
・森岡尚子『沖縄、島ごはん』ネコパブリッシング
・Casa BRUTUS 2011年3月号
・『しょうがLife』ベターホーム出版局
・南部美香『0歳から2歳までのネコの育て方』
・古山範子『てづくり猫ごはん』大泉書店
・久住昌之、水沢悦子『花のズボラ飯』『花のズボラ飯2』秋田書店
・『エンジョイ!パンケーキデイズ』白夜書房
・『本屋さんの仕事』平凡社
・『ヱビス本』耷出版社
・三浦綾子『塩狩峠』新潮文庫
・江國香織『僕の小鳥ちゃん』新潮文庫
・川上弘美『おめでとう』新潮文庫
・大橋歩『おしゃれ読本』集英社文庫
今回は(あざとく客層を分析して)いつもの文芸路線からちょっと外れてみました。
えてしてフリマや不要品バザーにおいては誰しも「元値よりいかに安く買うか」という手段の目的化が生じうるので、これまた手段の目的化である「値切り合戦」という不毛な戦いが勃発しがちなのですが、平和主義者である(というより、正直に言えばそういう紋切り型の問答がどうにも苦手な)わたしはそれを避けるべく、元からかなりの破格で臨みました。Kさんには散々もったいない!と言われましたが、ずっと手元にあってもゆっくり古びていくだけですから、せめて大事にしてもらえることを願うばかりです。
同時に、家族で出かけるフリマには小さくなって着られなくなった子供服を「譲る」目的の人が多いことも踏まえて、自分も大好きで大切にしていたけど最近読んでないし、手放しても頭に入っているので大丈夫!という本も放出しました。(と言いつつ、また読みたい衝動にかられて探しに出たりしてしまうのが常なのですが)
とにかく晴天に恵まれたことが今日の最大のラッキーでした!
日中は暑いくらいで、11月なのに日焼けしたかな?と思うほど。ときどきお客さんの相手をしながら、Kさんや妹(今日の助っ人)と椅子にひざかけでのおしゃべり。ぽかぽかの日差しを浴びながら芝生の上で、ものすごく久しぶりに食べたカップラーメン。とても楽しい経験でした。ぜひまたこういうお日柄の良い時に、出店できればなあと思います。
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